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2015年9月17日
「例会挨拶15・09・17」
【要旨】
● 海外出張や公務等で久しぶりの(例会)出席となった。先ずは、鬼怒川の水害で特に(永岡桂子先生の選挙区である)茨城県で大きな被害が出ている。これから復旧、復興に向けた対策を行っていかなければならないが、皆で応援したいと思う。

● さて、参議院の平和安全法制に関する特別委員会では、きのう、いわゆる地方公聴会を行い、その後、締めくくりの質疑が予定されていたが、そのようには進まなかった。詳しい経緯については後程、藤川先生より報告があると思う。

● いずれにしても、衆議院で116時間、参議院で100時間という審議時間となっており、論点が出尽くしたことははっきりしている。政策論は十分出尽くしたと思う。もちろん、国民に不安があることは確かなので、そういった点については地元や後援会等いろいろな場で説明をしていかれることが、皆さん方の当然の責務である。

● 忘れてもらっては困るのは、前にも言ったが、昭和35年のいわゆる「60年安保」に際しても「抑止力」が論点だったことだ。抑止力を高めれば戦争に巻き込まれると言った社会党と、抑止力を高めることでそうした危険が低くなると言った自民党。その後の歴史を見れば答は出ている。今回も同じ論点、抑止力を高めるか否かということだ。もちろん、今まで通り、専守防衛の方針にいさささかの変りもない。

● この法案は我々が国会議員として、国民の安全、国家の安全、領土の保全等を考えた上で、今の国際情勢の中で必ず必要だと確信して提出し審議している。その点は一点の曇りもなく堂々と自信を持ってほしい。この法案を成立させることよって、我々に与えられている責務を全うする。それに資する法案であり、覚悟を持ってきっちり対応することを期待する。

● 「60年安保」の時もそうだったが、あの時も野党が割れた。自民党は一致結束まとまって条約を通し、その後日本は「所得倍増」で経済が伸びていった。それが境だった。大きなターニングポイントだった。

● 今回もその意味では大きなターニングポイントになると思うので、この法案をきちんと成立させ、その上で、アベノミクスなどやるべきことはいっぱい残っているので、それらをきっちり仕上げていくという覚悟で臨んでいただくことを期待している。



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