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2006年8月8日
靖国にいやさかあれ。

本日、靖国神社についての私見を発表させて頂きました。
(全文を当HPの「講演・論文」コーナーに掲載しています)

これは、日本人にとって唯一無二の存在である靖国の、未来永劫に渡る存続を願う気持ちを表したものです。

また昨今、不幸にもやかましい議論の対象となっている靖国が、今一度、静謐(せいひつ)な祈りの場に戻ることを願う気持ちです。

「靖国で会おう」と契りを交わし、二度と故郷の地を踏むことができなかった英霊が、最も望んでいるのは陛下のご親拝です。

今年初め、ある講演でそうお話した時、一部では曲解された報道もなされました。

しかし、そこで伝えたかったのは、再び陛下に靖国をご親拝頂く、そうした環境を整えることが、靖国の永久の栄えに繋がるのではないかという、予てからの気持ちでした。

頭をよぎり続けていたそんな想いを、体系的にまとめることを決意したのはその頃です。

そして、結論に至りました。
靖国を静かな安息の場として未来永劫保つにためには、靖国にその本来の姿に復して頂くことが最良であると。

もちろん、私案で述べているように、現在の靖国神社に対して外部の人が何かを強制することはできません。
すなわち、靖国の自発性のみによって進む、靖国存続のためのプロセスなのです。

ぜひ、ご一読下さい。
「日本人の集合記憶」である靖国において、英霊が安堵の息をつき、誰もがいささかのためらいもなく彼らを偲ぶことに、異を唱える方でなければ・・・。



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