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2007年8月9日
「例会挨拶8・09」

最初に、今回の参議院選挙を経て、後ほど挨拶を頂くが、我々に塚田一郎君という新しい仲間が1人加わったことを、心から皆で喜びたいと思う。
以前、私の秘書をしていたが、生まれ故郷の新潟で出馬し、苦節5年半を経て初当選を果たした。
厳しい参議院の状況だが、ぜひ頑張って頂きたい。
さて、参議院選挙が終わって、今、いろいろ批判があることは、この間の両院議員総会に限らず、ご存知の通りだけれども、少なくとも我々は11カ月前に、我々自身の選挙で安倍総裁を選び、そして、今日に至っている。
今回の選挙の結果、いろいろな意見が出ているけども、これは出ない方がおかしい。
いろいろな意見が自由に出されるのは、開かれた国民政党としての大事な機能だと思うので、活発な意見が出されるのは結構なことだ。
少なくとも、私の立場は閣内の一員ということもあるので、こういったような状況を踏まえて、総理総裁がきちんと決断をされたのなら、それに従って、我々はそれを支えていかなければならない。
しかし、改革には必ず、「改善」と「改悪」、2つの結果が出る。
それに関して、改悪になっている部分がいくつもあるというのが、たぶん今回、選挙で不満となって表れたんだと思う。
長期的な方向としては11カ月前、改革を推した国民世論は間違っていないと思うが、短期的にはいろいろな痛みが伴うので、それに対しては痛み止めも要るし、輸血も要る。
術後の治療には、いろいろ手間隙かかるのは当然なんであって、そこに対する配慮を、きちんとしていく必要があった。
そこが少しおろそかになっていたのではないかと、地域によっては反省もあるところだと思う。
東北、四国、九州等では、そういった問題の対応が十分でなかったのではないかと言われる背景がこれなんではないかと、そう思っている。
きちんと、改悪になっている部分に改善を加えていくことによって、この改革の結果の果実が、地方にもきちんと行き渡る、中小零細企業にも行き渡る、そういった配慮に対してもう少し気を使って、早めに対応しておくべきだったのではないかという反省は、皆さん方、選挙された方ほど、そう思っておられるのではないか。
いずれにしても、今から皆さん方、選挙後の暫しの休みを取られ、しばらく地元に帰れられることになると思うが、一つ心機一転、また体力を回復され、そして地元の選挙事情、いろいろ前回の衆院選とは違った結果を生んだことに関して、それぞれ皆さんで分析され、それを踏まえて、きちんと対応されることを期待をして、ご挨拶に代えさせて頂く。



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