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「例会挨拶08・02・28」
いよいよ、衆議院予算委員会での来年度予算案審議も大詰めを迎えつつある。 昨年の予算委員会での審議時間を超え、財務金融委員会、総務委員会も、審議時間は昨年を大幅に超えているということになるので、審議は尽くしたと言える状況だと思っている。 いよいよ明日29日に向かって、国対はいろいろ苦労していると思うが、しっかりサポートして、予算案をきちんと仕上げることが一番肝心だ。 それから後、参議院の方をどう乗り切っていくのかは、参議院予算委員長の鴻池先生によるところが大きいが、なかなかそんな簡単にはいかないと思う。 きちんと支援し、来年度予算が4月から執行できるよう、景気対策を考えてもきちんとやっていかなければならない。 次に、一点報告だが、山口俊一先生が徳島2区の支部長として正式に決定された。 相手の民主党の候補も現職であり、公認されても勝たなければ意味がないので、ぜひ、きっちりした票を出さないといけない。 自民党としても、そういった状況を作り上げないといけないと思っている。 さて、今週月曜日に韓国の新大統領就任式があり、森喜朗・日韓議連会長のお供で参加した。 寒いとは覚悟していたが雪だった。 出発する日は青森県八戸市と岩手県滝沢村に行く予定だったが新幹線は動かず、2時間ぐらい待ったが状況は変わらず、その2会場の皆様にはご迷惑をおかけすることとなった。 もしや韓国行きの飛行機も飛ばないんじゃないかと思ったが、飛行機は無事飛び、ソウルに到着することができたが、とにかく非常に寒い天候だった。 その新大統領の演説はなかなかのものだった。 「グローバル・コリア」という言葉や、「過去の話よりも実利を求めて」といった話、また、韓国の経済発展のことなど、いろいろ言及されていた。 新しい外交通商相は駐日韓国大使だったユ・ミョンファン氏になるし、いろいろな意味で日韓関係がかなり変わってくるだろうと思っている。 昨日は、イスラエルのオルメルト首相、ロシア安全保障会議のメンバー、駐日イラン大使になったアラグチ前外務次官、そして、バングラデシュの外務大臣と会ったが、いずれも日本に対する期待は極めて高いというのが印象的だった。 韓国も同様だろうが、そういった外国からの期待というのは我々が思っているより遥かに大きいという点だけは、ぜひ頭に入れて対応を考えなければならない。 日本では景気の悪い話ばかり言われているが、現実問題として、極めて大きい世界からの期待に応えていくということを改めて考えて対応していかなければならない。
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