|
【議員会館】 〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館301号室
電話:03-3581-5111(代表) |
【筑豊事務所】 〒820-0040
福岡県飯塚市吉原町10-7
電話:0948-25-1121 |
|
「例会挨拶10・01・28」 【要旨】 ● 本日、今年度の第2次補正予算が成立することになる。民主党は、我々がつくった1次補正予算を政権交代と同時に凍結し、凍結した約3兆円を平成22年度予算案の財源に充てるという話だったが、結果として、この2次補正予算は1次補正予算の項目の名前だけを入れ替えたように見える
● これは、民主党に景気に対する判断が欠落していたからに他ならない。「政権交代」を訴えていたが、政権を取ったら何をするのか、今、国民にとって何が一番大事なのか、という点がまったく欠けていたのではないか
● こうした点を率直に認めないで、ただ単に「国民のために成立を急ぐ」ということだけでは、なかなか納得できないというのが、2次補正予算案に反対する理由だ。来年度予算案の審議においては、もう一度、こうした話をしなければならない
● 普天間基地の移設問題も同じような状況だ。10数年間ずっと我々が取り組んできて、やっと結論を得、米国側の4軍でも結論を得たものを、県外や国外に移設するあてがあるような話をして、実はあてがないというようなことであれば、ただ単に話をクシャクシャにしているだけだ
● それで、気がついてみると普天間基地が現状通りとなれば、何のために多くの県民が努力してきたのかということになり、また、国防、防衛というもっとも大事な話が、この一点でおかしくなる
● 日米安保の根幹に大きな影響を与える普天間基地の移設問題は、地理的な条件を考えても、「市長選挙の結果だからしょうがない」と言う種類の話ではない
● 話が二転三転し、閣内の意思統一ができない、そして民主党内でもいろんな問題が出ている。これには海外の識者も政権の危うさを感じ、不信をもっている。このことが国益を損なうのは甚だしい
● いよいよ来年度予算案の審議が始まるが、我々としてはきちんとこうしたことを申し上げて、「自民党であればこうする」という話をしなければならない
● 鳩山首相や民主党の小沢幹事長の政治資金をめぐる案件もあるが、民主党は「民主党であれば政治とカネの問題はなくなる」ということを主張してきたのではないか。しかし、現実はそうなっていない
● 国会においての、皆さんの積極的な発言をお願いしたい
|
|
|