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2010年2月25日
「例会挨拶10・02・25」
【要旨】
● 先日、長崎県知事選挙、東京・町田市長選挙が行われた。民主党は小沢幹事長や「小沢ガールズ」が現地入りし、大変な勢いだったが、結果は、双方とも大差で自民党が支援した候補が勝った

● 明らかに、民主党執行部のいろいろなスキャンダルに対する不満が表明されたということだ。そうでなければ、これだけの差がつくことは考えられない。そういった意味でも、きちんと説明をし、十分に自身の潔白を証明することは、ご本人に課せられた義務だと、私は過日より指摘している

● ここが一番肝心なことだが、現在審議しているのは、疑惑をもたれている方々がつくった予算案だ。国民の税金を預かる立場として、予算と「政治とカネ」やスキャンダルは関係ないというのは、とんでもない

● 鳩山首相と小沢幹事長、2人が中心となって予算案を作成されたとなれば、これは国民から信をおかれていない方々が編成したことになり、野党として「ちょっと待ってください」と申し上げることは当然の責務だ

● どういう理由から分からないが、民主党は選挙公約の1丁目1番地にあげていた「子ども手当」や「高校無償化」の法案を、首相が出席して質疑を行う重要広範議案にしていない。予算案が衆議院を通過する前にこうした予算関連の法案審議に入ることは、これまでの常識からいっておかしい

● 初めて権力を持ち、まだ混乱状態が続いていると贔屓目に見たとしても、かれこれ半年もたてば、これまで長い間の国会のルールをきちんと守るのが、議長の仕事で、議院運営委員長の責務だ。だからこそ、我々はきょう、衆議院議長の不信任案や衆議院議院運営委員長に対する解任決議案を出す

● 国会審議にあたり、権力を持った者は、権力の使用に謙虚でなければならないと、私たちは言われてきたし、河野前議長の采配も十分に配慮したものだった

● 政治とカネの問題は、もうこれで終わったということではなく、与党を代表する人たちは、きちんとご本人が説明する義務と責任を負っている

● 「信なくば立たず」、よく言われる言葉だが、野党として一致結束して今後とも言い続けていかなければ、我々に与えられている責任を果たしていないことになる。こうした点を踏まえた対応をお願いしたい



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