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2010年3月11日
「例会挨拶10・03・11」
【要旨】
● 沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、5月までという期限を切ったのも、県外移設の可能性に言及したのも、鳩山首相自身だと記憶している。しかし、最近の発言を聞いていると、5月までに決められなかったら「それはそのとき」と、また先延ばしの可能性に言及しているようだ。総理の発言の重さや真剣さを感じないのは、私ひとりではないだろう

● この問題は、国内だけに限らず相手がいる話で、同盟国との話でもあるので、言葉に責任を持ってもらわないといけない。国内だけなく同盟国にも不信感を持たれるのは過去にも例はあるが、きちんとした発言で、先延ばしではなく結論を出すことが大事だ

● 子ども手当についても、満額支給にするかどうかを6月に決めるというような話で、またブレている。メディアが偏向しているのかどうかは分からないが、鳩山内閣ではそのブレが指摘されない。ものすごく大きなブレだと思うが話題にならず、「毎度のこと」だということで済まされれば、これはゆゆしきことで、国益を損なうこと甚だしい

● 今、こういった時に、我が党内で議論するのは大いに良しとする。党内で議論ができないような政党とは違うので大いに良し。しかし、対外的に言うのはいかがなものか。会社でも自分の上司の悪口を言うのは赤ちょうちんまでだ。マイクの前でしゃべってみたりするのではなく、不満があるなら本人に言うか、仲間内で話をすべきだ。それを外に向けて言う意味は考えないといけない。党内団結してがんばることが今、一番大事だ。皆さんもそうした意味をよく踏まえて発言していただきたい



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