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「例会挨拶10・11・25」 【要旨】 ● 北朝鮮による韓国への砲撃が一気に周辺の緊張を高めた。これは艦船による砲撃と違い、陸地から陸地への攻撃であり、その意味では地上戦と同じだ。民間人が住んでいると分かっている地域に対岸から砲撃したとなると、明らかに由々しき事態だ。しかも、米国のボズワース北朝鮮政策特別代表が日本、韓国、中国を訪問している、まさにその時期に起きた ● 問題は日本政府の対応だ。米国はすぐさまホワイトハウスから北朝鮮を非難する声明を発表。他方、我が方は、それから約3時間も経ってようやく見解をまとめるなど、まったく理解できない。こういった危機管理への対応の遅さ、初動の遅さは、いかにも国民の不安をあおることになる。そこが一番の問題だ ● 補正予算は今、参議院で大詰めの審議が行われている。今後、問責決議案が出されることになるだろうが、これは大変重要なものだ。柳田法相は「予算成立のための取引きで辞めた」などと言っているようだが、これはもってのほかで、国会を軽視した本人の資質、態度を問われている。辞めたから補正予算が成立という話ではない。問題は山積しているので、参議院できちんと対応してもらいたい ● 今から年末に向け、来年度予算の編成作業にかかると思うが、どういったものにしていかれるのか、大変関心があるところだ。景気対策など、我々もきちんと野党としての対応していかなければならないので、皆さん方の一層のご努力をお願い申し上げる
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