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2010年12月2日
「例会挨拶10・12・02」
【要旨】
● 昨日の議運理事会をもって、今国会の会期延長はせず、あすで会期末を迎えることが決まった。今夏の参院選で初当選された先生方にとっては、実質初めての本格的国会審議になるはずだったが、中身の乏しいものになり、消化不良の面があったのではないか

● 10月1日に召集された今国会の主たる課題は補正予算であったはずだが、現実、その審議に入ったのは先月に入ってからで、成立に至っては先月の26日にずれ込むという不甲斐なさで、国会運営の稚拙さが目に付いた国会であった。今国会で成立する法案数は相当少なく、率でいくと恐ろしく低いものになっていると思う

● 現政権の国会運営に対する緊張感の無さ、緊迫感の無さは少々異常なものがあるが、それを如実に証明しているのが、皇族方もご出席された議会開設120年式典における、衆議院予算委員長の不規則発言であろう。これは正気の沙汰ではない。断固、糾弾されてしかるべきだ

● また、8月に提案のあった韓国図書の引き渡しについては、つい先ごろ急に、会期末の国会に出てきた。当初から誠実に対応されればよかったものを、根回しもなしにここまできたのは、国会運営の基本的なことがないがしろになっていると、多くの方が感じておられるのではないか。見通しが悪いと言えばそれまでではあるが。ただ、見通しが悪いというだけで終わればいいが、これで今月中の韓国大統領の来日は実現しないことになるだろう。これは、政府の政権担当能力の無さを如実に証明する一つの例だと思う

● 今後、現政権が来年度予算を編成するのだが、その予算案も、それを審議する通常国会の召集についても、閣議での全閣僚の署名が必要となる。しかし、参議院で問責決議がなされた大臣の署名が入ったものを、参議院が受け付けることは常識的には考えられない。その意味では、このままだと、来年は年初から混乱が予想される。何が起きてもおかしくない。衆議院の先生方は「常在戦場」というつもりで、この年末年始を過ごしていただきたい



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