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2011年2月24日
「例会挨拶11・02・24」
【要旨】
● おととい発生したニュージーランドの大地震で、多くの方が被災されている。我々としては、心からお見舞い申し上げたい。しかし、多くの日本人が倒壊したビルに取り残されているとの情報がある中で、救出活動を優先すべき日本の政府与党が、党内事情からか常任幹事会開くなどするのは、優先順位のつけ方としては如何なものかと思う

● 来年度予算案審議は衆議院で大詰めを向かえているが、この段階になって、何人かが民主党会派を離脱するとか、政務官が辞表を提出するなど、予算案に対して連帯責任を負うべき議員のそうした行動は支離滅裂、前代未聞だ。また、予算案の参議院送付にあたり、税制の関連法案だけ分離するなどの話が出ているが、これまた過去に聞いたことがない

● こうした中、野党自民党は予算の組み替え動議を提出するが、仮にこれを丸呑みすることとなれば、内閣が自ら提出した予算案を否決したことになる。かつて片山哲内閣はそうして総辞職した。きのうの党首討論で菅首相は「歴史への反逆」という言葉を使っていたが、過去に照らし合わせて「歴史の必然」をどう考えるのか

● いずれにしても、もう政権の体を成していないのは支持率を見るまでもなくはっきりしており、予算案が通らないならば、その段階で解散総選挙しかない。首相が替わったら予算案も良いということにはならず、この1年半の民主党を実績を見る限り、我々としては一致結束して不信任を突きつけていくことになる。各級地方選挙の結果を見ても、それは明らかだ。ここは解散をして改めて国民に信を問うべきだと、そう思っている



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