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2011年3月31日
「例会挨拶11・03・31」
【要旨】
● 東北関東大震災に伴って、実質、政治休戦となっているが、この事態を解決する為に、政治を前進させていかなければならない。来年度予算は一昨日成立をみ、そして税制関連の日切れ法案も、野党提出のつなぎ法案という形で成立する

● この後我々は、迅速な復興対策を、政治の責任として果たしていかなければならない。自民党は野党として、与党に対して震災対策には全面協力することを約束しているが、政策合意も全くなしで、いきなり総裁に対して入閣要請をするなどというのは、あまりに唐突過ぎて、簡単に応じることはできない。せっかくいろいろと進んでいたものが、これによってつぶされたということになるのではないか

● とにかく、全党挙げて復興対策を行う為には、政府与党としては、マニフェストの重点項目を即座に取り下げて、震災対策、復興対策にその財源を振り向けていくのが当然だ。その上で、被災地の要望等に耳を傾け、国家的視野に立って、東日本全体の今後のあり方を考え、予算を手当する制度を作っていくべきだ。それが今、政治に与えられている責任だ

● しかし、こういう危機に及んで、トップリーダーにその覚悟、自覚が足りないのでは話にならない。だいたい、トップリーダーがイライラするなどというのは話のほかで、イライラしているのは被災者や国民だ。それなのに、リーダーがイライラしてどうする

● 政治において責任を果たしていくのは、やはり経験を伴った自由民主党の責務であり、国会の責任は極めて大きいと思う



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