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2011年12月15日
「例会挨拶11・12・15」
【要旨】
● 3月11日の大震災を始め、いろいろと思い出される1年だったが、きょうが年内最後の為公会例会となる

● 野田首相の誕生から100日余り、各社の世論調査で軒並み、内閣支持率が下がっている。その理由については、2人の前任者とは少し違うのではないか。野田首相が何をしたいのか伝わってこないのが問題で、日本をどのようにしたいのかが分からない

● このことは、先週、閣議決定された税制大綱を見ても明らかだ。大したものが出てこないは当たり前で、「こういう社会を築きたいからこうする」といったものがない。私の内閣では大規模な補正予算を組んだが、それは向こう3年で景気を回復させるというはっきりとした目的があり、それを成し遂げた後という条件で、消費税について法律に記載した。今のように、ただ「税金だけ上げさせてもらいます」では、国民にとって夢がなくなる

● 民主党政権になって3度目の予算編成となるが、大震災や円高で厳しい財政状況でもあり、また、年金の国庫負担の問題と始めとした社会保障改革など課題山積だが、民主党政権が何をしたいのか見えてこなければ、こちらとしても話し合いにならない

● 自由民主党が目指すのは、働き甲斐のある社会だ。民主党のような社会主義的なバラマキではなく、働けばその分報われる社会を目指すのが保守だ。理念無きバラマキを続ける現政権とは対峙していかねばならない

● 来年は、米国・韓国・ロシアなどで大統領選挙が、また、中国では指導者の交代が行われる予定だ。そんな大きな変化が予想される世界の動きに、民主党政権で対応できるか。TPP参加交渉についても同様だが、多くの人が不安に思っている。我々としては、現政権に対してNOだとはっきり申し上げ、我々自身、きっちり考えを整理し、日本の舵取りを担っていくことが一番大事だ。捲土重来を期して浪人中の皆さんを含め、この年末・年始は非常に大事な時期だと、最後に申し上げておく

● この1年を振り返りながら、皆さんのお力添えに感謝申し上げる



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