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「例会挨拶12・02・23」 【要旨】 ● きのう行われた、衆議院の選挙制度に関わる与野党の協議が合意に至らなかった。区割り審の首相に対する勧告期限はあさってである。従って、それ以降は違法状態となる
● いろいろ意見があることは分かるが、選挙制度には「答」がない。世界各国でそれぞれ制度が違うものだ。そういう意味では、違憲状態と言われている(一票格差の)問題は、速やかに解消すべきであり、「違憲状態だから解散できない」という口実を与えることだけは、断固避けねばならない。即ち、解散権が制限されることがあってはならない
● また、衆議院の議員定数を80削減すること(を盛り込んだ社会保障と税の一体改革の大綱)が閣議決定されているが、議員定数を決めるのは立法府の話であり、これは行政府の立法府に対する介入ではないか
● きのう、麻生内閣当時の閣僚が集まり、いろいろ話をさせていただいく機会があった
● 当時は、景気浮揚、資産デフレからの脱却を目的に、事業総額75兆円の経済対策を行った。平成21年度の補正予算まで含めれば、事業総額で130兆円を超えるが、(政権交代後)その執行が止められた。その後、止めたものをまたスタートさせたりと、ちぐはぐな政策が続いている
● 我々は(そうした経済対策と共に)、消費税を含む税制の抜本改革について法律に明記したが、翻って民主党を見れば、社会保障制度の全体像すら未だ明示されていない。そんな状態で、ただただ消費増税というのは、社会保障費を補うための手段としての消費増税が、いつのまにか目的化されているのではないか。「手段の目的化」という最も政治として慎まなければならない事態であり、無責任極まりない
● この2年半、逆噴射させてしまったような経済失政の影響は極めて大きい。どうしてもここは、次期総選挙で自由民主党が政権を奪還し、(日本経済を)再起動させていかねばならない
● 「自民党化している民主党もつまらないが、自民党もつまらない」という話もあるが、自民党政権時に、日米関係がここまで悪くなったことは一度もない。どうしてこんなに悪くなったのか。両国の首脳がバイで会談したことは久しくない。今までこんなことはなかった。経済についても同様だ。これらのことをはっきり言うべきだ。マスコミが取り上げるかどうかに関わらず、こうしたことをきちんと丁寧に言っていく以外方法はないので、地道な努力をお願いする
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