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2012年3月8日
「例会挨拶12・03・08」
【要旨】
● 天皇陛下におかれては、心臓手術が無事終了し、ご退院された。きのうも、治療をお受けになられたようだが、国民皆が1日も早いご回復を願ってやまない。やはり、我々にとって、天皇陛下の手術の成功は非常に大きなものであり、ご同慶の至りである

● 今度の日曜日、3月11日で、東日本大震災から1年が経過する。犠牲になられた方々に改めて、哀悼の意を表したい

● 大震災が与えた影響は大きい。この1年間、「絆」や「底力」といった言葉が一斉に聞かれるようになった。震災がなければ聞かれなかったのかもしれないが、改めて日本人の中にある、地域の連帯性や仲間意識などが語られるようになった。自衛隊への感謝も同様だ。子どもの遺体を見つけてくれた自衛隊員を前に、「生まれ変わったら自衛隊に入れてもらおうね」と言葉をかける祖母の話がそれを象徴している

● 「もはや戦後ではない」という言葉が出たのは昭和31年だが、「戦前・戦後」と共に「災前、災後」という言葉が、今後出てくるのではないか。乗客の言葉使いがやさしくなったというタクシー・ドライバーの話もあるが、意識として大きく変わっていったのではないか。復旧・復興の最前線で「日本人の底力」を見せてくれた現場の人たちに、我々は感謝したい

● 翻って、時の政権指導者の初期対応の稚拙さは、目に余るものがあった。我々はそれに、不満や言いたいこともいろいろあったけれども、審議に関しては協力してきた。とにかく我々としては、民主党政権に「間違いは間違い」だとはっきり言いつつ、復興に協力してきた1年だった。しかし、この1年で、民主党政権では復興が進まないことははっきりした

● 自民党は「復興加速への10の方策」を提示したが、そうしたものを含め、我々がやるべきことは決まっている。それが1日も早く進むように、被災地の方々と共に、取り組んでいかねばならない

● 「1周年」で震災が終わったわけではない。実態は「継続」している。阪神大震災の復興に何年かかったかを考えてもらえば分かる。ここからが一番の踏ん張りどころだ。この復興は、世界中が注目している。それに向かって、今こそ「日本の底力」を見せねばならない。そうした思いで、被災地を応援してもらいたいと願っている



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