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2012年4月12日
「例会挨拶12・04・12」
【要旨】
● 昨日行われた党首討論。谷垣総裁の指摘で、「社会保障と税の一体改革」についての問題点がはっきりした。それを聞いて分かったという方も多かったので、良かったと思う

● まず、社会保障改革の全体像が示されない限り、「一体改革」の名に値しない。そして、突き詰めれば、民主党がマニフェストを清算しない限り、どの政策も齟齬をきたすこととなり、結果として、それが「決められない、決定が下せない政治」ということになる

● (この消費増税法案について)特別委員会の設置を(首相が)指示したようだが、とにかく、委員会をいつ立ち上げ、いつから審議入りするのか分からない。(首相が)「今国会中」と言いながら、タイムスケジュール的にもかなり厳しい。「自民党に協力を」と言う前に、まずは民主党内、足元をまとめてもらわないとどうにもならない

● 首相はこの件について、「政治生命をかける」とか「政治家としての集大成」という言葉を使っておられるが、(会期を)延長するかしないかは別にして、今国会で成立できなければ、それは責任を取ってもらわねばならない。当然のことだ。それを詭弁で逃れようとされるなら、野党第1党の自由民主党としては、いずれの時期にか内閣不信任案の提出も視野に対応すべきだ

● やはり総理大臣の言葉は重い。歴代の首相も、言葉一つをとらえられて、痛い目にあったものだ。しかし、これは「元首相」にも当てはまる。誰のことを言っているかお分かりだと思うが、日米関係を「最低でも県外」の一言で壊した人が、党の外交担当の最高顧問になり、米国や欧州(など国際社会)と対立しているイランに行った。そして、(IAEAはダブルスタンダードだと)「言った、言わない」と言っているが、問題はイランに「行く、行かない」ということだ。これ以上、言葉が軽くなると、政治不信を助長させることにしかならない。言葉には、きちんと責任を持ってもらわねばならない

● 国会は、社会保障と税の一体改革について、ようやく一歩を踏み出したように見えるので、速やかに、具体的内容を示していただき、堂々と議論ができるようにしてもらうことを、我々としては期待している。それが、言葉に責任を持つことだと思っている



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