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「例会挨拶12・06・07」 【要旨】 ● 今週月曜日に、内閣改造が行われた。問責を受けた閣僚、また疑惑の渦中にある閣僚等、5閣僚が交代した
● 本来、この内閣改造が今国会を乗り切るにあたって大きなポイントになると、以前から申し上げてきた。残念ながら今回の改造では、4月20日の問責決議可決前の状況に戻っただけだ。参議院の審議が止まるといったマイナスがゼロに、スタート台に戻っただけだ。残りの会期が2週間というのは、スケジュール的に無理があるのははっきりしている
● 今回の内閣改造は、もっと効果的に使えるものを使いそこなったのではないか。輿石幹事長も自分の域を守った、野田首相も自分の領分を守ったと、双方が守り合った形に過ぎなかったのではないか。その意味では、首相の覚悟が全く見えなかった
● 一体改革法案は、衆議院で可決したとしても、参議院で可決しなければ成案を得ない。そうしたことを考えると、大幅な会期の延長が必要だ。その前に、首相が覚悟を示すいいチャンスを逃したのではないかという感じがする
● その法案処理について、きのう、自公民3党の幹事長会談が行われ、そこで輿石幹事長は、会期内での法案採決を言及している「野田首相と思いは一致している」と言われたそうだ。それが本心なら、鋭意、修正協議を行い、日程を進めてもらわねばならない。来週12日(火)、13日(水)で中央公聴会もセットされているが、日程的には綱渡りだ。しっかり、詰めてもらわねばならない
● いずれにしても、来週に向けてが山場だ。我々としては、いかなる事態にも対応できるようにしておくことが一番大事だ
● 自民党は、今後の対応について総裁に一任した。それに従って、粛々と乗り切っていかねばならない
● 一方、政府・民主党が何もできないまま今国会を閉じることになれば、それは自然死のような不様な形になることを覚悟してもらわねばならない。その意味でも、野田首相の決意や覚悟を、形として態度として示してもらわねばならない
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