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「例会挨拶12・08・30」 【要旨】 ● ご存知のような国会の状況になっており、いろいろ意見がおありだと思うが、頭の整理をしていただきたい
● いわゆる3党合意は、社会保障と税の一体改革に関する合意であって、その他の政策で合意したわけではない。自民党は、この法案を衆議院で通し、参議院でも通し、合意を履行した。これが全てだ
● 他方、民主党は合意をした時と違い、離党する者が続出し、未だ不満分子も残っており、3党合意を履行したとは言い難い
● 参議院では過半数に満たない政権の案に、我々は協議の上、修正合意し、きちんとすべきことはした
● (昨日の野田首相に対する)問責決議の可決で、「3党合意は破棄だ」というが、これは一体改革法案が参議院で成立した段階で(基本的には)終わっている。このことだけは頭に入れておいていただきたい
● 衆議院の選挙制度に関して、「違憲状態」だと最高裁から示されており、これにきちんと対応しなければならない。従って、自由民主党は、公明党を始め他の政党の理解を得易い「0増5減」の法案を(国会に)提出している
● ところが与党は、全ての野党の反対を押し切って、(自らの案を)単独開催、単独採決をした。全議員の生殺与奪を握る選挙制度に関し、一方的な職権乱用とも言える行為に出た
● これに関し、衆議院議長が何の調整もせず、これを通しておられるのは明らかに異常だ。民主主義の根幹である選挙制度について、中立であるべき衆議院議長も対応できなかったことは大きな禍根を残した
● 稚拙な国会運営を続ける民主党。野田首相に対しては、谷垣総裁ともう一度、党首会談をされては如何かと思っている
● 内政、外交、そして国会も行き詰った状態が続くが、「こんな時に解散すべきでない」という意見があまり出てこないのは、「この内閣にこのまま任せておけない」という多くの国民の気持ちだと思う
● 従って、やるべきことをやれば、直ちに解散されるのが、全く当たり前の対応だ。(通常国会も)残り1週間となったが、皆さんのご協力をお願いする
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