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「例会挨拶13・01・31」 【要旨】 ● いよいよ今週月曜日から、第183通常国会が開始された。(安倍総理の)所信表明に続いて、それぞれ代表質問が行われているところだ。
● また、おとといの閣議で来年度予算の概算が決定した。この予算案では、生活扶助基準額や地方公務員給与の引き下げなど無駄を縮減し、中身を見直した結果、民主党(政権)時代に慣行のようになっていた公債発行額が税収を上回る状況を4年ぶりに脱することができた。
● 同時に、予算を絞るだけでは、デフレ脱却、不況対策にならないので、そうした観点から民需、雇用を増やす為、麻生内閣を除いて小渕内閣以来減り続けてきた補修・メンテナンスを含めた公共事業予算を、5.3兆円に増やした。
● また、防衛費についても、昨今の内外情勢を情勢を鑑み、11年ぶりに増やした。自衛官の実員も287名増員する。この予算編成がメッセージとして、正確に伝わることが大事だと思っている。
● 今月11日(金)に決定した緊急経済対策に基づく補正予算案は本日、閣議決定し国会に提出されるが、今“期待値”で株価が上昇しているものを「本物の景気回復」にする為、早期にこの補正予算が成立し実行されていくことが大事だ。
● この3年4ヵ月、苦労し努力してきた人たちの思いを、この予算編成に活かしそうした形になったが、有権者から選ばれた国会議員として、294議席という国民の期待にどう応えるかは、これからの国会運営にかかっている。数が増えると割れるというのが人間の習性かもしれないが、きちんとまとまっていかねばならない。よろしくお願いする。
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