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「例会挨拶13・08・07」 【要旨】 ● 先週金曜日にこの例会が開催されたが、その時は安全保障に関する4大臣会合があり、出席できず大変残念だった。
● 自由民主党は今回の参議院選挙で65議席をいただいた。それによって、第1次安倍内閣から続いていた“ねじれ”現象が解消したことは、まことに慶賀すべきことだと思う。
● しかし、選挙の時から申し上げてきたように、この「ねじれの解消」は単なる手段である。この手段を得ることによって、経済政策をスピード感を持ってやっていく力を得ることが本来の目的だ。ねじれの解消は、我々がスタート台にスムーズに立てることになったことを意味している。我々はそうした目で見ていかねばならない。
● 我々に求められているのは、明らかに結果だ。与えられた手段をもとに結果を出せということが、有権者の思いだ。デフレ脱却、日本経済再生が、我々の主たる目的であることははっきりしている。
● 景気回復はやっと緒に就いたばかりだ。経済指標はこの半年余りで、いずれもプラスに転じている。そういった意味では、我々が目指す方向は間違っていないことは明らかだ。従って、これをスピード感を持って更に前へ進めていかねばならない。
● そこで肝要なのは、一致団結して、決めたことはやっていくことだ。地域や組織の代表としていろいろ意見もあろうと思うが、党内の意見はしっかり調整した上でまとめていく姿勢が大切だ。
● きょうで国会が終わりそれぞれ地元に帰られることになると思うが、国会閉会中にあっても、来年度予算の概算要求、中期財政計画、社会保障国民会議の答申を受けての検討、そしてTPP交渉への対応など、国政レベルでの課題はたくさんある。それらに対して、秋に召集されるであろう臨時国会に向けて、我々は夏の間、それぞれ研鑽を積んでいかねばならない。
● 議席を与えられたのに党内が割れていると言われることがないように、党内でしっかり意見を交換し、決まったならそれを皆でやっていく姿勢を今後とも貫いていきたい。小さな時にはまとまるが大きくなると割れる要素が出てくる。その点はきっちりしないと、再び託したのに「なんだやっぱりダメだったじゃないか」ということにならないように、我々はしっかりその点を踏まえてやっていきたい。
● 参議院で初当選された方、また、瀬戸先生にもご入会いただいたが、為公会として勉強、研究、研修をきちんとやっていきたい。
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