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「例会挨拶13・11・21」 【要旨】 ● 先週、先々週と参議院財金委員会に出席していたので(当例会を)欠席した。
● さて、きのう、最高裁大法廷でいわゆる「一票の格差」(が争われた先の総選挙)について、「違憲状態」との判決が下された。その選挙で選出された我々は、この司法判決をきちんと受け止めなければならない。
● その前の平成21年(の総選挙)も「違憲状態」とされた。その後、いわゆる「0増5減」法が成立したが、昨年の総選挙には(区割りが)間に合わなかった。その後、「区割り」法が成立し、一票の格差については是正がなされた。
● 今、新たに選挙制度改革について各党間での議論が行われつつあるが、各党の見解には非常に大きな隔たりがあるように思われる。
● どのような制度になろうとも、覚えておいてもらいたいことがある。中選挙区から小選挙区に変わる時、「中選挙区の方がいい」と言った人たちの方が、(その後の小選挙区でも)圧倒的に選挙に強い。小選挙区制に反対した人たちの方が、開けてみたら選挙に強かったということだ。結果としてそう言える。(小選挙区制に)賛成して積極的に進めた人たちで落選した人はたくさんいる。調べたら分かる。
● 連続して5回6回と当選してきている人は、「なるほど、こんなことをしているのか」と感心させられることを皆している。間違いなく、有権者ときちんとした繋がりを持ち続けている。
● 今まで県会議員の時は地元にいたけど、(国会議員に)当選して国会に来るとなかなか帰れなかったりする。北海道だから仕方ないというわけにはいかない。どの程度中央で活動し、どの程度地元で活動するかは永遠の課題。国会議員である以上、ずっと考え続けさせられる問題だ。これをうまくやっていくことが、皆さんが政治家として大いに活躍していく為に必要だ。
● 選挙に強いということは非常に大きな力になる。選挙に強くなるとそれが発言力を増すことになるので、皆さん方もその点は頭に入れて日々の活動を行っていただくことを期待している。
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