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「例会挨拶17・01・26」 【要旨】 ● 先週「初顔合わせ」を行ったが例会としてはきょう(木)が初めてとなった。初顔合わせに来られなかった方々、ことしもどうぞよろしくお願い申し上げる。
● 国会では、きのう(水)で衆参の代表質問を終え、きょうから(衆議院)予算委員会での(実質)審議に入っている。先ずは(今年度の)第3次補正予算案だが、きょう、あすと審議する予定になっている。この3次補正予算は災害対策を始めとした追加財政需要が盛り込まれているが、この審議を速やかに終えて、直ちに(来年度の)本予算案審議に入りたい。本予算には経済再生に直結するものがいろいろ入っているが、これが一日も早く成立することに勝る経済対策はないと確信している。ぜひ皆さん方のお力添えを重ねてお願い申し上げる。
● もう一点。先の代表質問でも、天皇陛下の御公務の負担軽減等についての話が出ていた。昔、明治の時代までは天皇陛下がよく替わられた。また元号も度々替わった。それを受け明治の時代に大幅に時間をかけ、慎重審議の結果、皇室典範が出来上がったという長い経緯がある。そのことを知らない方もいるが、なぜ皇室典範があのような形になったかという歴史をよく踏まえた上で、この話をしてもらわねばならない。簡単に「ちょっと替わってもらってもいいんじゃないの」とか、「疲れられたのなら、じゃあ次に」などという話ではない。度々政治利用されたという歴史があり、それによってどういうことになったかを考えていただきたい。そういったことにならない為に皇室典範が出来上がったという経緯をよく踏まえて、今回の一連の議論はなされるべきだ。
● 有識者の方々にもご議論いただいているが、とにかくこの種の話は政争の具にしない。それは絶対に避けねばならない。私たちは(選挙区の有権者)何十万人の代表であるのだから、その皆さんの気持ちはもちろん踏まえながら、しかし少なくともこの話は静かな雰囲気の中で粛々と議論がなされるという、そうしした場を醸成する立場にあるので、ぜひその点を頭に入れて対応していただきたい。
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