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2017年9月28日
「志公会緊急総会挨拶17・09・28」
【要旨】
● 本日(木)、衆議院は解散された。この後の臨時閣議で正式に決定されるが、10月10日(火)公示、22日(日)投票をもって第48回衆議院総選挙が行われることになる。

● ご存知のように衆議院選挙は政権選択の選挙だ。シングルイシュー、一つの問題を問うて選挙をするのではない。どの政党が、どの候補者が日本という国の政権を担うのに相応しいか、ということを問う選挙だ。所詮、人間が行うのだから、完璧な政党、完璧な候補者はいない。従って、比較してどちらがどういいのか、そういったところをはっきり言わなければならない。

● 我々はこの2年9か月、そしてその前の2年、政権を奪還してから4年9か月に渡って、日本の政治を司ってきた。その結果、あの時代、景気、そして先行きの見通しが極めて悪かった日本の経済は、間違いなく明るいものに変わった。「デフレ不況」という言葉も過去のものになりつつあり、また悩まされた過度の円高も是正され、500兆円を切っていた国内総生産も戦後最高の数値をたたき出すまでに成長した。雇用については言うまでもなく、企業の経常利益も過去最高というところまでやってきた。もちろん完璧なわけではない。まだまだ問題点はある。地域間格差、企業間格差、世代間格差などがあることは確かだ。それらを一つ一つ着実に解消していく為には、政治の安定、政権の安定が絶対(不可欠)だ。

● 我々はこれまでやってきたことに大いに自信を持って臨むべきだ。今、希望だ、失望だといろいろ話が出ているがいいではないか。自由民主党が、この政権がやってきたことに堂々と自信を持ち、おたおたしないことだ。堂々と落ち着いてやろうではないか。我々が政権を担ってきたことに満々たる自信を持ってやっていくということを、先ずは皆さんの頭に入れておいてもらいたい。

● また、この4年半余の間に取り巻く環境が大きく変わったのは北朝鮮(情勢)だ。状況が前より厳しくなってきていることは確かだ。米国も政権が替わった。それに応え、我々は防衛費も(拡充し)、また平和安全法制も通した。そのお蔭で今、北朝鮮対応で近海に展開している米艦に補給ができる。これは平和安全法制が成立したからできるのだ。これが成立していなければできない。あの頃(法案に)反対した人がいっぱいいたが、そうした政党と我々は違う。そこははっきり言わなければならない。我々はこの4年9か月の実績を堂々と世に問わねばならない。今後も自信を持って経済も安全保障も、我々はやり続ける。社会保障については言うに及ばない。給与も上がり、介護報酬も増えた。更に引き上げていく為に、我々は消費税の使い道についても併せて検討しようと、この選挙で訴えていく。重ねて言うが、自信を持ってこの選挙に臨んでもらいたい。政権選択の選挙だ。自信を持って臨んでいただくようお願いする。

● 最後になったが、高村(正彦)副総裁はこの解散を持って引退されることとなった。昭和55年から長いこと一緒にやってきた。平和安全法制は高村正彦という人物がいなかったらできなかったであろう。それほど極めて厳しい状況下であったが、その結果が今の安全(保障強化)に繋がっている。そこで一番の実力を発揮していただいたのが高村副総裁だ。そして、今回は後を受けて息子の正大さんが立たれることになった。ぜひ、皆さん方には力を貸していただけるようお願い申し上げる。

● 来月22日(日)の決戦に勝ち抜き、誰一人欠けることなくここで再会できることを心から期待している。



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