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「例会挨拶20・05・28」 【要旨】 ● 久しぶりの例会となった。冒頭、今回の新型(コロナ)ウイルスによりお亡くなりになられた方々に心より哀悼の誠を捧げる。
● さて、先月7日に緊急事態宣言が発出されていたが、今週25日に全国で解除された。法律上、強制力を伴わない「お願いベース」であり、他の国では強制力をもってしてもなかなか効果が上がらない中、これで効果があるのかという意見もあったが、多くの方々のご理解、また各企業、その従業員の方々などいろいろな方のご努力によって、この成果をなし得たのだと思う。
● その中でも医療機関等の従事者、エッセンシャル・ワーカーの皆様方に、心から敬意と感謝を申し上げたい。
● しかし、これで全てが終わった訳ではなく、今までの生活が一気に戻るという訳でもない。この例会も緊急事態宣言の解除を受けて再開ということにさせていただいたが、レイアウトを変え、飲食も行わないなど、出来る限りの対策を講じた上で行っていく。
● しばらく、このウイルスとは付き合っていかねばならない。SARSもMERSも完全に無くなった訳ではない。第2波が起こるであろうということはある程度予想しておかねばならない。またそれに備えておかねばならない。
● 同時に、需要が激減し工場が止まるなど経済活動が停滞している中、我々は「ポスト・コロナ」、「ウィズ・コロナ」といったことを考えねばならない。これまでコストの安さだけで、グローバライゼーションの名のもと、日本ではなく海外でいろんなものを生産してきた。サプライチェーンで言えば、部品1つが海外から来ないだけで製品が作れないということになる。数十年でこうした経済構造になったものをきとんと作り直していかねばならない。そうした経済の安全保障というものを考えていかねばならない。
● 先般、参議院志公会が社会保障制度改革案を中心とした政策提言を取りまとめられた。この際、志公会としても「ポスト・コロナ」、「ウィズ・コロナ」社会の政策提言を行っていくために、近く政策検討チームを立ち上げたい。その座長は甘利(明)先生にお願いし、事務局を鈴木馨祐先生にお願いしたいと思う。皆さんにも積極的なご参加をお願い申し上げる。
● こうした形で週に一度の例会を再開させていただいたが、皆さんと再会できたことを心からうれしく思う。ご努力に感謝申し上げる。
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