麻生太郎オフィシャルウェブサイト
ホーム

麻生太郎事務所
【議員会館】
〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館301号室
電話:03-3581-5111(代表)
【筑豊事務所】
〒820-0040
福岡県飯塚市吉原町10-7
電話:0948-25-1121
プロフィール 講演・論文 我が選挙区 活動報告 出版物 記者会見 リンク きょうたろう

きょうたろう

≪ 戻る
2021年9月16日
緊急総会挨拶21・09・16
【要旨】
● 急な呼び掛けではあったがご参集いただき感謝申し上げる。公党である自由民主党の総裁選挙が、あす告示される。

● 志公会発足からけっこうな年月が経つが、志公会の「公」という部分を我々は常に頭に置き、公党の中における「公」の存在を意識するということを何度となく言ってきた。そして発足以来、ど真ん中で政権を支えてきたという自負、誇りがそれぞれにあると思う。

● 今般、菅総裁が総裁選に不出馬ということになり、いろいろな方々がいろいろな思いを持って立候補(を予定)されているのはご存じの通りだ。

● そしてこの総裁選挙に臨むにあたり、先程、森(英介)事務総長の方から話があったように、多くの方々のご意見を伺い、また個別にもいろいろな方々がお見えになった。いろんな意見が出るというのは、私は素晴らしいことだと思ってる。同時に「意見が分かれているが終わった後もきっちりまとまってやっていけるようにしてもらいたい」というご意見もいただいた。そういった方が多かったのは、志公会を運営していく我々に取って大変嬉しく、誇らしく思ったところだ。短い歴史ではあるが、これだけの結束力ができてきているというのは喜ばしいことだと正直そう思った。

● さて、そういった中で、志公会の中から今挨拶があった河野太郎氏が立候補を決意された。皆さん方の中には同じような年齢、同じような経歴、同じ県だとか、選挙の応援で来てもらったなど、いろんな縁や形で応援しておられるという方もいらっしゃる。

● かたわら、我々が過日作った志公会の政策集、これに最も近いのはそれは岸田(文雄)氏の政策なのだから、これでいく(岸田氏を推す)のが当然じゃないかというご意見の方もいらっしゃる。

● それぞれ意見が違う。派閥というものは政策集団であるが、選挙の応援をしてもらったから支持するという人もいれば、思想信条がこっちだからという人もいる。それをまとめて一本にやろうとすれば派閥は成り立たない。

● 私どもは今回そういったご意見を踏まえて、河野太郎、岸田文雄、両名を基本的に支持したい、そう思っている。加えて高市早苗氏も立候補する。この方の思想信条、これに共鳴するところが多いという方もいらっしゃる。この間久しぶりに地元を回ってみても、そういうご意見が強いのは正直感じているので、私どもは(高市氏を)どうしても応援したいという方の心情を否定するつもりはない。ぜひそうした思想信条に基づきやってもらいたいと思う。

● そして新たな政権ができたら、皆で一致して支えていかなければいけない。それがルールだ。自民党はいろいろ言うけれども終わったらまとまる。それが我々を支えてきた大きな力だ。

● ただ何回も言うが、これは学級委員の選挙とは訳が違う。これは政権政党、自由民主党のリーダーを争う選挙だ。当然のこととして権力闘争だ。総裁選挙という名を借りた権力闘争であるということはしっかり腹に収めてもらいたい。負けたら冷や飯食う。「分かっています、その上でやらせていただきたいんです」と堂々と言ってこられた方も何人もおられた。2012年を覚えているか。まだ(当時の為公会が)12人だった。安倍晋三候補を麻生太郎が推して、これでいくという時に、たった12人で4人反対した。「(安倍候補を)やれない。諸般の事情で」。その方には「申し訳ないが冷や飯を食ってもらう。それは覚悟してもらおう。必ず(安倍候補が)勝つから」、そう申し上げた。そして、その通り実行することにならざるを得なかった。ぜひ、そういうものだと思って、なんとなくとか言うのではなく、しっかりやる以上は腹を決めて、そして勝つつもりでやらなければいけない。選挙というのはそういうものだ。私はそう思っている。

● 総裁選後には衆議院の総選挙がすぐある。そして、来年には参議院選挙が続いていく。そういった状況が我々には迫っているわけだから、そうした視点を忘れずぜひ行動してもらいたいと思う。そういったものの一つ一つが皆さんの選挙のためにもなるだろうし、そして間違いなく日本のためにもなる。私はそう思っているので、ぜひ今回の総裁選挙は自分の気持ちをしっかり腹に収め、覚悟を決めてやっていただくことを期待する。

● そして全ての選挙が終わって、全員が戻ってこられることを心から期待をする。その頃には、もう少し行動の規制も緩和され、皆でゆっくり一杯楽しく飲めることを心から期待している。



Copyright 1999-2005 ASO TARO OFFICE All Right RESERVED.