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2021年9月30日
臨時例会挨拶21・09・30
【要旨】
● 総裁選挙、お疲れ様。先ずは河野(太郎)候補、そして支援された方、大変お疲れ様だった。(私は総裁選を)4回やったが負けるとしんどい。それが正直なところだ。しかし、しょんぼりしていても始まらない。負ければしんどいが応援した方はもっとしんどい。そうしたことを実感されたことと思う。

● 他方、岸田陣営でご活躍された方々もいらっしゃるが、1回目で1票差とはいえ1位を取ったのは大したものだ。それだけ選挙をきちんとやられた結果でありなかなかのものだと思う。また、高市さんを支援された方々もいらっしゃるが、議員票数で河野候補を上回り、当初言われた泡沫(候補)どころか立派な成績を出しておられる。これも皆さんが努力された結果だと思う。

● さて、総裁選挙が終わり来月4日(月)には臨時国会が召集され組閣、その後、所信表明等が行われる。そして、来月21日(木)をもって(衆議院議員の)任期満了になり、総選挙ということになる。

● この総裁選挙期間中もいろんな方々と個別に話をさせていただいたし、いろいろなご意見も伺った。やはり我々は総裁選が終わった後も従来通り、政権のど真ん中で、党のど真ん中で、きちんとやっていきたい。それを目指し志公会は結成した。ぜひそういった状況を作り、自由民主党が日本の舵取りをやっていくにあたり、きちんとしたものができるよう目指していきたいと思っている。

● いろんな建前はともかく、次の総選挙を勝たなければならない。そこが大事だ。2012年に安倍総裁が返り咲いた以後3回は追い風の総選挙だったが、今回は左様なわけにはいかない。今回の総裁選を通じ自由民主党の支持率は上がったことは事実だ。以前の選挙情勢予想よりははるかに好転したことも確か。しかし、それだけで選挙が勝てるわけではない。この11月の総選挙に向け、我々は一致団結して岸田政権のど真ん中で引き続き政権を支えると同時に、多く新人を含め(衆議院の)皆さんがこの選挙を勝ち上がってきてもらいたい。ぜひ頭を(総裁選から)総選挙に切り替えていただき、我々は従来通り一致団結して、そして楽しくやっていける機会を作りたいと思う。



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