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2022年1月20日
「例会挨拶22・01・20」
【要旨】
● 年明け初めてお目にかかる方もいらっしゃると思う。本年もよろしくお願い申し上げる。

● さて、今週月曜日から第208通常国会がスタートし、今は衆参での代表質問が行われている。今週から150日間。参議院通常選挙が控えているのでよほどのことが無い限り(会期)延長はない。

● (衆議院)総選挙ではなく(参議院)通常選挙ということで、これは「政権選択の選挙ではない」との当たり前のご意見もあるが、これまでの歴史を振り返ってもらいたい。

● 1992年、宮沢内閣での参議院選挙で惨敗し、翌年、自民党は政権を失った。2007年、第1次安倍内閣での参院選で(自民党は)負けた。そこから「ねじれ国会」となり、福田内閣から麻生内閣、その麻生内閣での総選挙で政権を失った。双方とも参議院選挙での敗北がスタートだったということを、ぜひ頭に入れておいてもらいたい。「総選挙と違って政権選択の選挙じゃないんだよ」なんていう調子で臨むと、結果として跳ね返ってくる。

● 政権を今以上に安定させていくためには、きちっとした議席を確保していかねばならない。今は参議院で自由民主党は単独で過半数を持っていない。安定のために議席を積み増し、それが我々の目指す憲法改正などにつながっていく。

● その意味ではこの150日間で、令和4年度予算や関連法を確実に成立させることはもちろんのこと、更にコロナ対策などもしっかりやっていく必要がある。そうしたことがスムーズに進み、やはり政権が安定していることが国民にとって良いことだと思っていただけるよう、皆さん方にはそれぞれの持ち場で職責を果たしていただくことを期待している。



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